「生地」と生きる(活かす)建築
ホテルモンドンス京都五条
ホテル・オフィス・居宅の三つの機能をもつ複合建物です。
オーナー様が生地卸業を営んでいることから「生地」とのコラボレーションをデザインコンセプトとしており、用途が混在するからこそ相互に好影響を与え合うデザインを目指しました。
2〜3階はガラス越しに本物の生地を展示するショーウィンドウとし、「生地」を活かした外観に。ショーウィンドウの外にはメッシュスクリーン※をかけ、風を受け揺らぐ様子により建物に柔らかな生地を纏った印象を持たせることができます。
ホテルエントランスは左官壁、格子天井などを用い京町屋の玄関を表現。「生地」を展示できるように設えたフロントカウンターは、季節ごとに表情を替え宿泊客を迎え入れます。
また、客室内のクッションやアート、ベッドスローといった随所にもふんだんに「生地」を取り入れ、建物全体を華やかに彩っています。
※目が広く開いた生地を使ったスクリーン
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建設地 | 京都府京都市 | 敷地面積 | 623.22u | 構造・規模 | 鉄筋コンクリート造 6階建 |
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用途 | オフィス・ホテル・居宅 | 延床面積 | 1968.46u |