GHPに取り組んだ本社ビル

若鈴コンサルタンツ株式会社本社

本社の老朽化と手狭になった増床の問題から移転を決断されたオーナー様が、コンペの結果当社にご発注いただきました。
オーナー様と面談を重ね、本業に必要なものが何かを把握し提案することで、当社の設計計画に共感いただくことができました。

災害時に依頼が多い事業を営んでいるオーナー様はBCP対策への関心も高く、災害に強い建物構造と災害時に業務が継続できる設備をご提案しています。
1階は浸水対策と耐震性能を兼ね備えた鉄筋コンクリート構造。2〜3階は大空間を確保できる鉄骨構造を組み合わせた混構造で設計し、外観は混構造を活かしたデザインとしました。

2〜3階の大空間はバラバラだった各部署を集約したワンルーム執務室として、新たなコミュニケーションを生み出す空間を造り出しました。その一角には災害時に使用できる電源や空調設備を配置しています。
蓄電池、電気自動車の他、プロパンガスによる自立運転式GHP(ガスヒートポンプエアコン)を採用しており、ガスを燃料にした空調設備を採用したことで停電時にも空調を動かすことができます。


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建設地 愛知県名古屋市 敷地面積 1213.67u
用途 事務所 延床面積 1615.59u
構造・規模 混構造(1階鉄筋コンクリート造(1階のみ耐震基準1.15倍)、2〜3階鉄骨造) 3階建

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