新たな商店街の景観創出〜その界隈性にとけ込む〜
ライオンズ千林大宮レジデンス
当立地は、大阪の三大商店街の一つに繋がるアーケード付き商店街の一角に位置し、アーケードに面して新旧さまざまな衣食住の商店が軒を連ね、大阪らしい賑やかさと界隈性が共存するエリアです。本計画ではその“界隈性”を重視し、商店街の連続性に配慮した上で「商店街の共用空間」としての意味を持たせました。また緑豊かなオープンスペースをアーケードに面して設け、木格子のファサードや奥行きのある緑化空間を構成するなど、自然の温かみのある新たな商店街の景観創出を実現しました。
建物には太陽光発電設備、蓄電池およびV2H※1を設置し、レジリエンス強化を図っています。さらに、断熱性の向上や高効率設備の導入により、住棟全体の一次エネルギー消費量を56%削減し、省エネ創エネに寄与することで、関西初※2の高層ZEH-M Ready※3の評価を取得しました。(令和3年度高層ZEH-M支援事業)
また、過去に当立地南側で当社が施工した実績があり、工事中の近隣対応や安全対策に対して商店会様から高く評価され、事業主様にもその施工実績を評価いただき、当社を選んでいただきました。
※1ビークル・トゥ・ホームの略で電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)のバッテリーを電力供給源として利用する技術。災害時にはエレベーターや共用部分の照明、コンセントなどに電力を供給することも可能で、近年採用が増えている。
※2 関西「初」ZEH-M Ready仕様は関西初の物件となる(2022年3月1日現在/MRC調べ)。
※3「強化外壁基準」と「20%以上の一次エネルギー消費量の削減」を満たしたうえで、再生可能エネルギー設備の導入により50%以上の一次エネルギー消費量削減を達成するマンション。
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建設地 | 大阪府大阪市 | 敷地面積 | 1454.25u | 構造・規模 | 鉄筋コンクリート造 15階建 |
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用途 | 共同住宅(分譲) | 延床面積 | 5576.06u |