西大寺に土地を購入し、収益物件として活用したいと考えていたオーナー様からご相談を受け、収益性の高い賃貸マンションの提案を行いました。
配置計画においては、日々の暮らしをより豊かにするため、採光と通風を最大限に確保できる住戸を実現しました。また、家族が多くの時間を過ごすリビングには、3面パネルの一体型キッチンを採用し、高級感を演出しています。さらに、湿度調整機能を持つエコカラットをデザイン壁に取り入れ、機能性と視覚的効果を兼ね備えた空間づくりを実現しました。
計画地は区画整理地でありながら、歴史的な建築物が残る街並みでもあるため、新旧の調和を目指した外観デザインを採用しました。伝統的な木造建築物の特徴である軸組を強調しつつ、現代建築の特徴である面によって包み込むデザインとしています。
デザインはシンプルな構成ながら、単調にならないように柱梁と壁の色を対比色で計画し、建物形状の凹凸感を強調しながらも、シンプルでありながらメリハリのある計画としました。