築40年の現役
築40年以上現役の賃貸マンション
松建設は施工棟数5,000棟以上の豊富な実績と経験があります。
オーナー様に安定・安心の賃貸マンション事業をして頂くために、その全てに対し将来を見据えた事業計画をご提案してまいりました。
その結果、計画打合せから数十年経った現在でも、現役で活躍している賃貸マンションが数多くあります。
長期に渡って活躍できる理由
賃貸マンションを長く現役で活躍させるには、耐震・耐久性などを考慮した構造、防犯性が高い設計、適切なメンテナンス計画など、さまざまな要因をひとつ一つ丁寧に考慮する必要があります。
松建設の建物を造る技術と実績が、年月に色あせない40年を超えて愛される理想の賃貸マンションを叶えます。
実例 築40年現役 グリーンパークハイツ(2011年現在)
築40年以上に渡って現役の賃貸マンション「グリーンパークハイツ」。
計画立案から今日に至るまでを、松建設のご提案内容を踏まえてご紹介いたします。
完成当時 1976年(昭和51年)
約30年 2003年(平成15年)
事業概要(昭和51年当時)
●名称:グリーンパークハイツ ●事業内容:賃貸店舗・共同住宅賃貸事業 ●所在地:大阪府豊中市
●敷地:地目 田 ●敷地面積:1,483u(448坪) ●防火指定:無し ●建ぺい率:60% ●容積率:300%
建築条件
●構造:RC造 ●規模:地上7階建て ●用途:店舗 62.2u 6戸 住宅:3DK 52.2u 6戸 2DK 44.7u 48戸
管理人室 駐車場 17台 ●設備:エレベーター6人乗・9人乗 2基 ●融資:住宅金融公庫
グリーンパークハイツをご提案させていただいた当時は、まだ"そろばん"と"手書き"で企画書を作成していました。電卓からパソコンへ、電話は携帯電話に。さらに世界を繋ぐインターネットなど、世の中が急激に移り変わりました。
その中でもグリーンパークハイツは、デザイン・機能共に、大きく遜色することなく現在も現役で活躍しています。竣工から約30年経過した頃、オーナー様からコメントを頂きました。
オーナー様からのコメント(2005年)
マンション建設には当時いろいろ抵抗がありましたが、担当の方が非常に研究熱心で誠実な対応をしてくださったので迷わず決断しました。
また、賃貸事業には多くの不安がありましたが、27年経った今、返済も終了し、税務対策にもなりました。現在でも満室状態が続いています。
次の世代(お孫様)に良い資産として確実に引き渡すことができて、大変喜んでいます。これからも長くお付き合いをしたいと思っています。
先を見据えた事業計画
当時の事業計画書があります。計画書を読み返してみると、何十年も先を見据えたプランが記されていました。
ご契約当時の昭和49年、オイルショックで誰もが将来に不安を感じはじめた時代でした。その後も第二次オイルショックが起こるなど不景気の波は躊躇なく時代を飲み込んでいきます。そんな時代に今現在の経済状況を推し量ることは、専門家でも不可能だったでしょう。
しかし、松建設が事業計画書に描いた"先を見据えたプラン"は経済不況にも負けない計画でした。
計画通り進めて予想以上を叶える
事業計画によれば、当初設定していた年間賃料はマンションの構造や品質を考慮して、少し高めに設定しています。賃料のアップ率などは、オイルショックの後だったこともあって見込んでいませんでしたが、結果として、平成景気まで予想以上の収入を得ることに成功しています。
グリーンパークハイツは14年目と24年目に大規模な建物の改修工事を実施しています。1回目の費用は、2,800万 円。20年目からは各住宅内の内装リフォームも広範囲に実施し、金額は戸当り約120万円程の規模としました。これも修繕計画のためにあらかじめ積み立てていた修繕費でスムーズに進めることができました。
この適切なメンテナンスが成功し、今でもほぼ満室に近い状態を保っています。今後の入居率についても、まったく心配はありません。
また、住宅金融公庫の借り入れも予定通り完成から20年で全額返済しています。現在は敷き引き制度を採用し、退去後のリフォーム費用に備えるなど、退去時のケアにもシステムを整え、スムーズに次世代へ引き渡すことを可能にしています。
オイルショック以降の不景気をものともせず、数十年後も活躍できるよう考えた事業計画の知恵は、松建設に蓄積されています。
次代へ受け継ぐ資産だからこそ、将来を見据えたアイディアが必要です。私たちの実績が物語る経験とノウハウで、賃貸マンション事業をお考えの皆さまの将来が明るい未来になるようサポートしてまいります。